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ボナシーボを含め、トルコチャータイ社の製品は、ハラル(Halal)認証を受けています。

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​​​​ハラルとは?

ハラル認証によって保障される要素は、大きく分けて3つあります。

人道的な動物の扱い

​(認証の観点では家畜を指します)

​原材料の衛生的処理

工場など処理施設の衛生

アマスラの風景

宗教理念における家畜動物の扱いについて

「ハラル」の食文化の根付くトルコ・イスラム教の地域では、動物愛護思想に通じる、他の生物を好きなように扱ったり虐待したりすべきではない、という敬意の念と理解を養います。動物もまた人間同様に満たされるべき諸権利を有していると考えられているからです。屠殺の際においても、苦しみを与えないなど、動物の尊厳を維持する最大限の配慮がなされます。

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ハラルにおける食の徹底した衛生管理

ハラルに処理された食品は、ムスリムの人のみが食するものではなく、もちろん誰でも食することができます。ハラル認証の食肉は血抜きを丁寧に行うため、バクテリアの繁殖を防ぎ、鮮度を保ち、清潔な状態を維持する事ができます。

一般的に動物の他、野菜、果物、魚類、水も原則としてハラルであると考えられていますが、一部例外があり、有毒なものは不適切とされます。また例外的に禁止されているものの例として、豚などは、主に寄生虫やウイルス・雑菌などが牛肉や鶏肉より多く含まれるため、ハラルに含まれないものとされます。

ハラルにおいて食べることを禁止された動物

  1. 犬、豚とそれにまつわるもの
    牙をもちその牙で獲物を得る動物(虎、クマ、象、猫、猿等)

  2. 捕食動物(鷹、フクロウ等)

  3. 害虫、毒性をもつ動物・昆虫(ネズミ、ゴキブリ、サソリ、ヘビ、蜂等)

  4. イスラム法で殺してはいけない動物(ミツバチ、キツツキ等)

  5. 不快なもの(のみ、しらみ等)

  6. ナジス(不浄なもの)を餌として与えられていたハラルな動物

  7. イスラム法で食べてはいけないとされる動物(ロバ、ラバ)

ハラルにおいて食べることを禁止されたもの

  1. ハラムなもの(禁止物)と混じったもの

  2. ハラムなものに直接触れたもの

  3. 人や動物の糞尿、血、膿み、嘔吐、胎盤、糞便、豚と犬の精子、卵子(他の動物の精子と卵子はナジスではない。)

  4. 死肉、ハラルな動物でもハラルに則って屠殺されていない動物

  5. アルコール飲料を含む食品、または飲料

  6. 毒物、健康に害のあるもの、アルコールの影響を受けたもの

  7. 不浄なものに触れた機具を使用して製造されたもの

  8. 人体的なものが含まれたもの

  9. 製造工程においてハラムなものから分離されていないもの

科学技術・化学的観点におけるハラル認証

宗教理念や原材料だけではない、「搬入」「製造」「保管」「出荷」さらにその先まで

現在における原料の搬入、完成品の保管や輸送といったプロセスにおけるハラル性の維持といった課題に伴い、イスラム法学者だけでなく、化学や食品科学に関する高等教育を受けた専門家の視点も、ハラル認証に求められるようになりました。

つまり認証機関は、イスラム法学的観点と化学的観点の両方からハラル性を審査することで、より確実なハラル性を担保することができるのです。
出荷先ではさらに食材の保管場所、調理場、及びホール、トイレは特に清潔な状態を求められます。

 

清掃管理プログラム、防虫防鼠管理プログラム、食品衛生管理方針や基準等で衛生管理方法までがハラルとなります。
施設がハラル認証を取得する前提として施設の環境が清潔で適切に管理されていること、その施設がHACCPや、ISO 9001、22000を取得していることが望ましいとされています。

 

認証機関が製品のハラル性を企業に対し保証することは、企業が安心して製品を製造・輸出し、結果として消費者の食への安心につながります。この役割を担うものとして、ハラル認証機関の存在は近年益々重要視されています。

ミックスブレックファスト

自分の体に摂取しているものが、良いものなのか、悪いものなのか、情報を集めて判断することで、我々が日々の食事を通して身体のためにできることを考えて行くということは、自分の体や家族生涯の生活を考えると非常に重要です。
ハラルによって補償される、「何を食べているのかを知る意識」こそが、健康的な身体の維持が私たちの家族にもたらしてくれる幸せにおいて、非常に重要な要素とも言えるかもしれません。

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